日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2015年06月18日]

世代交代を図る旗頭


土曜東京9R
八丈島特別
トレジャーマップ
得意条件で連勝を
得意条件に出走するトレジャーマップに期待。これまで馬券圏内に入ったレースはいずれも左回りの中距離戦。それだけに今回の東京2000というのは格好の舞台設定だ。石栗師も同意見で「前走は期待通りの強い競馬だったけど、今回も同じ条件。そう考えれば、大崩れはないだろう」と明るい表情で話してくれた。

師は「使いつつ状態は上向いてきたけど、今回も力を出せる状態にあるのは間違いない」とも断言しており、鍵になるのは同じ降級組との力関係だけ。その点も、ここ2走のパフォーマンスから崩れる姿は想像しにくく、上位争いは必至と見る。



日曜東京9R
青梅特別
ノースショアビーチ
実績断然で順当に好機
オープンで1着1回、2着2回の実績を誇るノースショアビーチだが今回は降級戦、しかも2階級落ちての1000万クラスでの出走となれば、チャンスは大きい。これまでは折り合いを欠くレースもあったが、前走は控える競馬で進境を見せた。これによって、逃げ一辺倒の競馬から、先行抜け出しの競馬もできるようになり、脚質の幅が広がった格好。

田中剛師も自信のある口ぶりで「放牧明けにはなるが、ココを目標に作ってきたので問題はない。能力も上だろう」とのこと。加えて「東京実績もあるし、距離もこのぐらいが合うはず」とも話し、今回は必勝態勢で臨む構えだ。



日曜東京10R
芦ノ湖特別
マッサビエル
古馬相手も決め手上位
メンバー唯一の3歳馬マッサビエルに勝機到来。ここまで3戦して3連対と抜群の安定感を見せているが、その結果以上にレース内容の充実ぶりが目につく。1戦ごとに良化している感もあり、特に前走は着差以上に強い競馬。直線で外に持ち出してからの末脚はメンバー最速の33.5秒をマーク。2位の馬よりも0.5秒も速く、決め手の鋭さは古馬相手でも武器になるのは間違いない。

相手関係を見回しても、有力視されていた昨年の菊花賞3着馬ゴールドアクターが斤量(58キロ)を嫌って出走を回避したことで、恵まれた印象もある。小笠師は「古馬相手ではあっても、コチラはハンデが53キロ。それならば十分に勝負になるし、楽しみの方が大きい。ここをしっかり勝って、菊花賞に向かいたいね」と今後の青写真まで語っており、指揮官にとっても通過点の一戦という見方。ココは勝ち方まで期待したいところだ。



日曜東京11R
ユニコーンS
ゴールデンバローズ
世代交代を図る旗頭
3月のUAEダービー以来の出走となるゴールデンバローズが堅い本命だ。前走は海外への輸送や慣れない環境でのレースということもあり、終始テンションが高かった。その結果、折り合いを欠き、やや暴走気味のレース運びとなったが、それでも見せ場を作っての3着。これには当社分析班も「慣れない環境、しかもこれまでより1.5ハロン長い距離で、折り合いを欠くのは致し方ない。それよりもあのレース展開で3着に入ったことがこの馬の能力の高さの表れ」と高評価を与えている。

今回はこれまで3勝を挙げた東京ダート1600メートルが舞台になる。得意の条件、しかも相手は同世代となれば、ここは負けるわけにはいかない。唯一の懸念材料は海外遠征明けの状態面だが、この点に関しても順調な仕上がりを見せており、レースに向けて万全の態勢だ。現在、ダート界は新星が待ち望まれて久しいだけに、ここは世代交代を図る旗頭としても、しっかりと結果を残したい一戦だろう。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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