うまスクエア

今週の裏ネタ[2015年08月20日]

父譲りのキレで勝ち負け

3ヶ月ぶりの実践となるムーンマジェスティだが、現在の馬体重は休養前と比べると20キロ近く増えているとのこと。これについて尾形充師は「数字上はかなり増えているけど、ビッシリ乗り込んできての数字だから、何の問題もない」と不安を一蹴。むしろ休養前は体が細く見えていたとのことで、身体つきがふっくらしてきたことは好感を覚える。

元々、ダノンプラチナの2着があるように、もっと上を狙える素材。指揮官も期待を寄せていて「このクラスなら古馬相手でも十分チャンスはあるだろう」と自信の口ぶり。メンバーを見ても敵わない相手は見当たらず、ここはしっかりと勝ち上がりたい一戦だ。

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格よりも勢いが重要と言われる夏競馬だが、ショウナンバッハはまさにそれに当てはまる。降級を待って臨んだ2走前で接戦を制すと、昇級初戦となった前走は人気薄(8人気)ながらも快勝を収め、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けている。現在の好調の要因について上原師は「使いながらも馬体重が増えてきているのが大きい」と分析。

今回は3連勝を狙って準オープンでのレースとなるが、指揮官は「今の充実ぶりなら昇級戦でも楽しみ」と不敵な笑み。また、当社分析班も「今回と同条件だった前走の内容は評価できるもの。それに時計も優秀で、このクラスで通用していい力は持っている」と太鼓判。さらには「人気よりも上位にくる馬なので、馬券的にもオイシイだろう」とも口にしており、情報・分析ともにここは買いのジャッジ。

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今年の新潟開催で2位タイとなる3勝を挙げている久保田厩舎。今週も3頭が新潟で出走予定だが、その中でも指揮官自ら「これからが本当に楽しみな馬」と将来性を高く評価しているキッスアフィニティに注目。レース感を掴んだ2戦目以降は3戦してパーフェクト連対と能力の高さをアピール。師は「キャリアは浅い分、伸びしろは十分だよ」と笑顔で話しており、まだまだ成長途上であることを強調する。 それでも今回のレースも勝機は十分とのことで、「瞬発力型ではないが長くいい脚を使えるので、新潟の2400Mは好条件。一戦ごとに力をつけているし、互角以上にやれるのでは」と話してくれた。厩舎にとって相性の良い新潟にベストに近い好条件となれば、上位争いは必至だろう。

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初芝となった前走で2着に3馬身半差の圧勝劇を見せたモンドインテロの3連勝に期待。初勝利を挙げたダート戦でも決め手の鋭さは目を引いたが、父ディープインパクト譲りのキレ味は芝になっても鈍らず。それどころか切れが増した感もある。指揮官もこの走りを見て、菊花賞出走に向けて意欲を見せており、休み明けの今回も「初戦から好レースを期待したい」とのこと。

菊花賞から逆算すれば一戦足りとも無駄には出来ないレースが続くが、指揮官も重々承知のようで「だからこそ、このレースを目標に仕上げてきたんだよ」と語気を強める。あとはスムーズに回って持ち味の瞬発力を生かせるかだが、今回はおあつらえ向きの8頭立て。紛れの少ない展開、断然の能力差でここはしっかりとものにしたいところ。