元教官・蓑田早人の蓑田塾
ルメール&川田騎手が伸び悩むリーディング争いが激化!
こんばんは。蓑田です。
先週は毎日王冠、京都大賞典とともに凱旋門賞が行われたね。
結果としては今年も残念なものになってしまった。例年よりも期待が大きかったためか、枠順に関する話題が多かったようだが、クロワデュノールは結果的に外枠のせいという競馬になってしまったね。
今回は雨もあって日本馬には厳しいレースになってしまったが、今年のように多彩なメンバーで挑戦していけば、チャンスは来るだろう。
日本の競馬も東京、京都の開幕週で、枠順や通ったコースが影響したレースが多かった。京都大賞典は最後の直線まで最内を走り続けた馬だけで決着しているからね。
気になる馬がいて注目していた土曜メインのオパールSも高杉騎手が上手く乗ったメイショウソラフネを筆頭に、ソツなく回ってきた馬が上位に。1週間で急に傾向が変わるとは思えないし、まだ器用な馬、内を通ってこられる馬は要注意だろうね。
元教官・蓑田が厳選!
日曜一番【松山弘平】
今週は3日間開催でそれぞれの日に重賞が組まれている。日曜日は東京でのアイルランドトロフィー。
ここは関屋記念、6月のハンデG3になった府中牝馬S、ヴィクトリアマイルという3つのレースがポイントになりそうだけど、ヴィクトリアマイルで再先着だったのがアドマイヤマツリ。
ボンドガールはヴィクトリアマイルで16着に敗れた後、関屋記念で2着。
関屋記念でボンドガールに勝ったカナテープは、府中牝馬Sでセキトバイーストの2着。
ヴィクトリアマイルでは13着だったサフィラは、その前に阪神牝馬SでG2を勝っている。また、阪神牝馬S、府中牝馬Sの両方で3着だったのがラヴァンダ。
こうして並べてみると各馬の対戦成績は複雑だけど、やはりヴィクトリアマイルに出走するだけの実績があった馬は上位に評価したいところだね。
月曜日はスワンS。こちらも去年までより開催時期が早くなっている。
アドマイヤズーム、ランスオブカオスの3歳馬2頭、古豪という立場になってきたウインマーベル、底を見せていないワールズエンド。まずはこの辺りが有力かな。
人気のなさそうなところではアサカラキング。自分の形で行けるようならしぶといし、岩田康誠騎手にも期待したいところだ。
また、アイルランドTではサフィラ、スワンSではウインマーベルとチャンスのある馬に乗っている松山弘平騎手。
今年はここまで95勝でリーディング2位に付けている。ジョッキーは基本的に順位より勝利数を気にしているはずで、例えば「年間100勝を目標にしている」と話すジョッキーは多いが、「年間10位以内を目標にしている」という話はあまり聞かないね。
ただ、今年はリーディング争いという立場をずっと独占してきたルメール騎手、川田騎手の勝利数が伸びてこない。そろそろ「今年なら全国リーディングが…」と心の内で考え出すジョッキーも出てくるかもしれない。
日曜の騎乗一覧と評価
レース | 条件 | 馬名 | 評価 |
東京4R | ダ1300m | モンスエ | B |
東京5R | 芝2000m | モンシーク | A |
東京7R | ダ1600m | カンレイスキー | B |
東京8R | 芝2400m | サンライズガッツ | A |
東京10R | ダ1400m | ワイワイレジェンド | B |
東京11R | 芝1800m | サフィラ | A |
PR
競馬セブン
■スワンS・データが導き出す好走馬
3つの好走ポイント
1.3歳馬が好成績
2.上がり最速馬が超高確率
3.前走重賞+距離短縮組
《出走注目馬》
・ランスオブカオス(牡3)
・アドマイヤズーム(牡3)
・アルテヴェローチェ(牡3)
・オフトレイル(牡4)
・タイムトゥヘヴン(牡7)
・レッドモンレーヴ(牡6)
3つの好走ポイントに1つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。最終決断・勝負買い目は必見!