境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

阪神JFなど3重賞の回顧

第71回阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)
1着レシステンシア
2着マルターズディオサ
3着クラヴァシュドール

ラップ:
12.2-10.5-11.0-11.8-12.0-11.2-11.5-12.5
時計:1.32.7


勝ったレシステンシアは、前有利の馬場傾向と、スピードタイプの個性を存分に活かした会心の勝利。前走のファンタジーSのレース回顧でも記した通り、この馬が勝ったファンタジーSは非常にレベルの高い内容。当時の回顧コラムを再掲しておくと……

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この日の京都芝、馬場差は-0.8秒。時計が掛かり気味だった先週とは違い、時計の出やすい設定になっていました。しかし、その馬場差を差し引いてもこの1.20.7秒は優秀な時計。スピードタイプが飛ばして前半3F33.7秒。このハイラップに引っ張られて時計が出たことは確かですが、そのペースを先導した組が揃ってシンガリ付近に後退する中、番手追走から1頭だけ粘って押し切った勝ち馬レシステンシアはかなり強い競馬をしていると思います。

初戦は口向きの悪さを見せていましたが、2戦目の慣れと馬具変更効果で今回はまっすぐ走っており、それに伴ってパフォーマンスを跳ね上げた点に注目。タイプ的に距離が延びて良いことはないでしょうが、1400以下の距離ならかなりの性能を秘めていると感じました。
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前走があまりに鮮やかだったため、逆にマイルへの延長がプラスに働かないと見ていましたが、今回は北村友騎手のエスコートが秀逸。3F33.7秒、半マイル45.5秒という1400的な前半を作りつつ、4F目と5F目で11.8-12.0秒と一旦息を入れ、そこからすぐに再加速して持続力ラップを形成。レシステンシアのスピード性能を活かすとともに、後続に脚を溜めさせず有力馬の決め手を封じました。

従来の阪神JFの前半4Fは、だいたい47.0秒前後がデフォルト。類似の流れを探すとレッドリヴェールが勝った(2着ハープスター)13年が浮かびます。また、前半4Fの速さだけならローブティサージュが勝った12年が、45.9秒の入りでした。と、一応該当例はあるものの、やはり今年は異例な流れと言っていいでしょう。

その流れに人気馬が苦しんだ格好。1人気リアアメリアや4着ウーマンズハートあたりは、致命的にこういった流れる競馬への経験不足が堪えました。それを考えれば、3着クラヴァシュドールはよく頑張ったと思います。後ろに有力馬がいる関係で動きが取りづらかったこともあり、ちょっと悔しいところでしょう。

このレースの結果が来年のクラシックにどう反映されるか、現時点では正直想像もできません。このレースに出てこなかった馬にも、来年は十分チャンスがあるような気がしています。


第12回カペラS(GⅢ)
1着コパノキッキング
2着テーオージーニアス
3着シュウジ

ラップ:
11.7-10.2-11.0-11.6-12.0-12.8
時計:1.09.3


馬場回復のタイミングを読み違えてしまい、最終的な結論は逆ベクトルに走ってしまいましたが、良馬場に回復したことで、やはりサンデー系産駒がパフォーマンスを上げることになりました。2着テーオージーニアスがゴールドアリュール産駒、3着シュウジがキンシャサノキセキ産駒。来年以降も、馬場傾向を見極めた上で、良ならサンデー系産駒、道悪ならミスプロ系産駒という方向性で穴馬を探したいレースです。

前半3F32.9秒くらいは、良馬場で行われたカペラSでは最速の入り。これを楽々番手で受けて、直線半ばまで持ったままで運んだレッドアネラのスピードはまずは目につきました。最後は上位馬の決め手に抗うことができませんでしたが、前にいたゴールドクイーンはシッカリ捕まえていますから内容は上々といっていいでしょう。血統的にはピンときませんが、馬のタイプ的には千直とか使うとかなり良さそうです。

手順前後しますが、勝ったコパノキッキング。昨年に続く同レース制覇。昨年の破天荒な競馬とは違い、好スタートから馬の後ろで脚を溜め、一気に前を捕らえる正攻法の競馬。前走のJBCスプリントが他の先行馬を軒並み潰して粘り込む最強の2着。行って良し、控えて良しの名スプリンターと言っていいでしょう。藤田菜騎手も中央重賞初制覇、おめでとうございました。


第55回中日新聞杯(GⅢ)
1着サトノガーネット
2着ラストドラフト
3着アイスストーム

ラップ:
12.7-10.9-12.4-12.5-12.3-12.1-11.8-11.3-11.6-11.6
時計:1.59.2


一応、3着アイスストームが母母父にサマースコール(ストームバード系)を持って血統テーマをクリアした存在でしたが、なかなか一筋縄にはいきません。

今開催の中京は、思った以上に外差し転化が早い様子。既に先週日曜日の後半からその兆候を見せていましたが、今週はハッキリ差し馬優勢の馬場設定に変わっていました。この中日新聞杯も、そんな馬場傾向が色濃く反映された結果。

勝ち時計1.59.2秒は、当日の馬場差-1.1秒を考えればほぼ標準レベル。最内枠のロードヴァンドールが思ったほど主張しなかったことで、序盤は比較的ゆっくり入り、後半4Fで11秒台が並ぶ後傾持続戦。その中で、ディープ産駒らしい高速上がりで前をまとめて捕らえ切ったサトノガーネット。

昇級後、重賞ばかりを使われて結果を出せていませんでしたが、前走のエリザベス女王杯が意外に評価できる内容。内前有利の決着の中、4角大外というノーチャンスの競馬では9着という着順自体は仕方なく、むしろメンバー2位の上がりを使えれば上々(1位は内を回った勝ち馬ラッキーライラック)。確かに、このレベルなら十分通用していい下地がありました。トラックバイアスに泣かされた前回。トラックバイアスに笑った今回といったところでしょうか。

2着ラストドラフトも、最後は勢いのついた外差し勢に屈しましたが、一旦先頭で粘り込んだ内容は見所がありました。ノヴェリスト産駒らしい持続力タイプ。これまでメンバー最速の上がりを一度も使ったことがない、ノヴェリスト産駒らしい鈍足持続力タイプですから、上がりの速さが軽減される冬場の方が合っていると思います。

3着アイスストームは、右回りでも走れないことはありませんが、東京の勝ちっぷりも合わせて考えるとサウスポーの気が強いタイプなのでしょう。今後も左回りなら要注意。

逆に、私が期待したアドマイヤジャスタは、左回り適性に疑問を感じる内容。特に直線はモタれ通しで鞍上も追うことがほとんどできていませんでした。もう少し良くなる馬だとは思うので、長い目で見てあげた方がいいのかもしれません。

次走に向けては5着サトノソルタス。手応えは残っていましたが、直線で2着馬に外をブロックされ狭いところに押し込められてしまいました。渋太く脚は使えていたので、これはどこかで出番がありそうです。




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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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