境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編) [2012年8月7日]

一貫性について考えさせられました

第48回小倉記念(GIII)

1着エクスペディション
2着トーセンラー
3着ナリタクリスタル

ラップ:
12.2-10.7-11.6-12.5-12.0-11.8-11.6-11.6-11.7-11.6
時計:1.57.3

土日で同じ小倉芝2000mのレースを予想しましたが、土曜は今の高速馬場を念頭に置いた予想、日曜は過去の小倉記念の傾向を重視した予想。一貫性がないように見えたかもしれませんが、重賞においては、過去の傾向を重要視するのが私のスタイルですからね、ここでブレてしまうとロクなことにならないと思い、あえてそうしました。
しかし、高速設定が分かりきっている中で、◎ゲシュタルトはさすがにやりすぎたかなと反省しております。外枠もありますが、根本的にゲシュタルトには時計が速すぎました。これは、終わってみれば…というレベルの話ではなく、誰の目に見ても明らかでしたからね、失敗でした。
ラップ推移を見ても、狙いだった『消耗戦』になりませんでした。ラスト5ハロン全て11秒台、しかも、ラストの1ハロンで11.6秒、こういうレースになってしまっては手も足も出ません。高速馬場恐るべし。

個人的には、グレイソヴリン系不在という明らかに不利な状況から、何とかしようと頭を捻って出した結論だったので、結果はともかく、納得はしているのですが、ひとつだけ悔いが残るのは、◎ゲシュタルトトーセンラーという印を打ってしまったこと。これはちょっとセンスがありませんでした。
消耗戦を想定してバテ合いに強いゲシュタルトを選んだのなら、相手も同じタイプのミキノバンジョーあたりにすべきです。同じ外れるでも、こっちの方がよっぽど一貫性があるというもの。どう考えても、ゲシュタルトトーセンラーは共存しませんよね。心のどこかで『高速馬場=ディープインパクト』という考えが残っていたのでしょう、この相手選びは明らかなミスでした。

と、ここまで反省を書いた上で、来年の小倉記念に向けて絶対に忘れてはならないポイントを再掲しておきます。

『小倉記念は、黙ってグレイソヴリン系保持馬を買え』

来年こそ、ストレートにこの傾向が使えることを祈ります。

ちなみに、小倉芝2000mは、土曜の予想コラムでも指摘したとおり、ディープインパクト産駒が大隆盛!土曜もマーティンボロ(4人気1着)、ジェームズバローズ(2人気2着)と連対馬を出し、出走馬のいなかった日曜9Rを飛ばして、この小倉記念でもトーセンラーがちゃんと馬券になりました。

言えることは二つ。来週も、この条件のディープ産駒は黙って買いということ。もう一つは、時計が掛かるようになるタイミングを正確に見極め、どこかのタイミングで反ディープの旗を揚げるべきということ。
なかなか面白い小倉開催です。

【by境和樹】

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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