Amazon.co.jp 競馬カテゴリー1位(3/16現在)
第62回スプリングS(GII)
1着ロゴタイプ
2着タマモベストプレイ
3着◎マイネルホウオウ
ラップ:
12.6-11.8-12.4-11.7-11.6-12.1-12.3-11.4-11.9
時計:1.47.8
まず、3着マイネルホウオウ
はキッチリ仕事をしてくれました。イメージ的にはもう少し前々の競馬から雪崩れ込んでくると考えていましたが、思った以上に中団で折り合いが付きました。4角で動きたくなるところでグッと我慢できた鞍上の好騎乗も光りました。この日の中山は、それまでの外差し傾向が微妙に変化し、やや内目が有利になっていました(実際、1、2着馬は内枠の馬)から、それを考えれば中身の濃い競馬をしたと思います。意外と4着馬と接戦になっていてヒヤヒヤしましたが。
このスプリングSに関しては、予想コラムで指摘したとおり、ダートにも対応できそうな馬力血統を持った馬が穴になりやすいという傾向があります。
加えて、これは再三指摘していることですが、クラシックのトライアルレースでは、マイル実績馬が不当に人気を落とす傾向が非常に強いです。今回のマイネルホウオウも11番人気という低評価でした。最たる例と言っていいでしょう。これは来年も必ず覚えておいていただきたいポイントです。
一方、例年の傾向と異なったのが、勝ち馬ロゴタイプ。スプリングSにおいては、前年の朝日杯FS好走馬は凡走することが非常に多く、これが穴馬券の肝の一つでした。
しかし、今年のロゴタイプは違いましたね。これは御見逸れしました。レース運びも完璧で、“完封勝利”という言葉がふさわしい勝ちっぷり。いわゆる、『レースセンス』の高さは特筆物と言っていいでしょう。この馬の評価に関しては、完敗を認めざるを得ません。
さて、問題はこのロゴタイプを本番でどうするか?ということでしょう。これは非常に悩ましいところです。
詳しいことは皐月賞の予想コラムで書きますが、皐月賞というレースは、とにかく『欧州血統』の重要性が高いレースです。スタミナの要求値が非常に高い消耗戦になることから、欧州的な底力が必須になるからです。その意味で、サドラー系の父を持つという点は強調できる材料と言えます。
あとは、ローエングリン自身の適性が1800m以下にあったという点がどう出るかでしょう。1600mの朝日杯、1800mのスプリングSと、いかにもローエングリン産駒らしいパフォーマンスを発揮してしまっていることが、逆に本番での凡走を予感させる…現時点でのロゴタイプには、そんな感触があります。
他の有力馬がコロコロ負けていることもあり、本番ではおそらく1番人気に押し出されそうなロゴタイプ。もう少し考えたいところですが、この馬が勝ったことで、皐月賞の波乱期待値はむしろ上がったんじゃないかと考えています。
楽しみなレースになりそうです。
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