境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編) [2013年5月21日]

傾向はピタリだったオークス

第74回オークス(GI)

1着メイショウマンボ
2着エバーブロッサム
3着デニムアンドルビー
:
7着◎スイートサルサ

ラップ:
12.5-11.1-12.1-12.0-11.9-11.8-12.4-12.9-12.8-12.0-11.8-11.9
時計:2.25.2

東京芝2400mGIにおいて、「サンデー系×ダンチヒ系の配合」が非常に重要であるということを常々主張していますが、今回のオークスも該当馬エバーブロッサムが2着。改めてその好相性ぶりには驚かされます。今週のダービーはもちろん、その後もずっと覚えておいていただきたい血統ポイントです。絶対に来るとは言いませんが、いつ来ても不思議はないほど顕著な傾向です。それが証明されただけでも、今年のオークスは良しとしなければいけません。

と、ヴィクトリアイマイルと同じようなことを書いている気がします。またしても、血統傾向までピタリと当てながら、該当馬の中から馬を選び損ねるという結果になってしまいました。ツイッターには「傾向を教えてもらって助かった」というコメントを頂戴していますが、やはり画竜点睛を欠いてしまったことは事実。ご参考いただいた方にはまたしても最後の詰めを欠く形になってしまい、本当に申し訳ないと思う限りです。

ただ、先週のホエールキャプチャと違い、今回はエバーブロッサムスイートサルサの二択で相当熟慮したつもりです(もう1頭の該当馬であるブリリアントアスクは、さすがに加点材料が見当たりませんでした)。その結果として、過去のオークス馬エリンコートと同じ『母母父ネヴァーベンド系』というポイントを引っ張ってきてスイートに決めました。エバーも加点材料はありましたが、自分的にはスイートの方がより加点材料が強く、配当的にも狙うべき存在という結論に達したわけですから、この選択に後悔はありません。
スイートサルサに関しては、まず第一の敗因は外枠でしょう。終始外を回らされる形が堪えたことはもちろん、今週(特に日曜日)の東京芝は内目がやや有利な傾向。こうなってしまうとかなり道中のロスが大きくなってしまいます。これが一点目の敗因。もう一つ、この馬は直線平坦の方がより持ち味が活きるのかもしれません。前走もそうでしたが、どうも坂のところでモタつく面があるように見えました。関屋記念あたりで見てみたい存在です。ちなみに、距離適性に関してですが、あくまで『東京芝2400mGI向き』ということで強調したので、本質的にこのくらいの距離に適性があるかどうかは別問題としておきます。現時点では、本質的にはマイルがベストだとは思います。このことから関屋記念というレース名を出したわけです。

勝ったメイショウマンボに関しては、父スズカマンボが天皇賞・春の勝ち馬で、母父がシルヴァーホークの系統。距離は長い方が合いそうだという意識は持っていました。デビュー以来減り続けて来た馬体をきっちり戻し、長距離輸送を挟んでなお10キロ増。このあたりに厩舎の努力と馬自身の成長を感じます。意外と狙っていたんでしょうね。お見事でした。それにしても、幸四郎騎手、あんまり笑顔が見られなかったように見えたのですが、気のせいでしょうか?

エバーブロッサムは先述の通り。サンデー系×ダンチヒ系らしい走りを見せました。デニムアンドルビーは完全に位置取りの差ですね。この日の東京芝ではほぼノーチャンスの競馬。よく3着まで来たな、というのが正直な感想。やはり力があるんでしょう。

正直、どうも噛み合っていないなぁと感じてはいるのですが、後ろ向きだろうと前向きだろうと、ダービーはやってきますから、あくまで前を向くことにします。
なんだか、薄々本命馬がバレているような気はしますが(笑)、ダービーにはダービーのレース傾向もあります。そのあたりを比較検討しながら、最終的な予想を出そうと思いますので、ぜひ、そちらを楽しみにしていただければなと思います。

【by境和樹】

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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