うまスクエア

少し時計の掛かる馬場が明暗を分けた！？

第48回関屋記念（Ｇ３）

１着レッドスパーダ
２着ジャスタウェイ
３着レオアクティブ
:
７着◎ランリョウオー

ラップ：
12.3-10.7-11.5-11.7-11.7-11.8-10.8-12.0
時計：1.32.5

そもそも、開幕当初から少し時計の掛かる馬場設定になっている新潟芝コース。結論から言えばこのレースも軽いスピードに対する適性より、少し馬力を要する馬場に対する適性が明暗を分けた気がします。
当日５Ｒに行われた同じマイルの新馬戦。まあ新馬ですから血統適性より他の要素が勝敗を分けたことはあるでしょうが、ネオユニ×ペンテリカス（ミスプロ系）、ステイゴールド×ジェイドロバリーのワンツー。少し時計の掛かる馬場に強いサンデー系に米国的ダート血統という配合での決着となりました。前日もヴァイスリージェントやらストームキャットやら、ダート的なＮダンサーを持っている馬が好走していましたから、この週の新潟芝コースは全体的に時計の少し掛かる馬場への適性、ダート的な馬力保持というテーマがあったように感じます。
その傾向にのっかったのがタイキシャトル×ストームキャットという配合のレッドスパーダ。なるほど、この週の全体的な傾向を見ると浮かび上がる可能性はあったでしょうね。タイキシャトルは道悪でパフォーマンスが上がるように、時計の掛かる馬場への適性が高い種牡馬。そして母父ストームキャットですからね。また、２着ジャスタウェイは母父がワイルドアゲインとダート的な馬力を持っていました。

逆にランリョウオーは、馬力の要求値が高くなってしまった分、馬力負けしてしまったということでしょうかね。この馬はもう少し上がり時計が速くなって軽さ勝負になった方が良かったようです。

【by境和樹】

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