境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編) [2013年12月17日]

中山最後の朝日杯を惜しむ

第65回朝日杯FS(G1)

1着アジアエクスプレス
2着◎ショウナンアチーヴ
3着ウインフルブルーム

ラップ:
12.7-11.0-11.4-11.7-11.8-12.2-11.8-12.1
時計:1.34.7

抽選の段階で買おうと思っていた馬が軒並み除外され、正直な話、ほとんど手応えがなかった今年の朝日杯FSですが、まあラッキーだったというか、出走馬の中で一番近い存在かな?と目星を付けたショウナンアチーヴが頑張ってくれました。
消耗戦に強い底力タイプを狙うというテーマに基づき、母母父サドラーと母ショウナンパントルの実績に救いを求めた格好ですが、それが上手く嵌ってくれました。一旦先頭に立ったところでは単までありそうな感じでしたが、あれを後ろから差されてしまってはしょうがありません。結果には納得しています。

ただ、勝ったのがアジアエクスプレスというのはどうもねぇ~。正直、昨年まで採用していた『ダート的馬力血統』というポイントならこの馬に本命を打ったかな?という気もしており、少々腑に落ちないところがあるのも事実です。この朝日杯というレースが持続力という要素を欲している(していた?)ことは間違いない事実だと思いますが、それが欧州的なスタミナに裏打ちされた持続力なのか、それとも米国的な前向きさに裏打ちされたものなのか?最後まで計りかねるまま中山での朝日杯が終わってしまったという印象。ちょっと消化不良な感じは否めません。

1番人気で負けたアトムに関しては、母父に中山マイルを得意としているブラッシンググルームの血を持っており、人気馬の中ではかなり堅い部類と思っていましたが、中山マイルの内枠の負けパターンに嵌ってしまった感じ。勿体無い競馬でしたね。川田騎手が「内枠がアダになった」とコメントしていましたが、その枠順の有利不利を理由に来年から阪神に移るわけですから、何とも皮肉な話です。

そう、来年から阪神競馬場に開催を移すこの朝日杯FS。正直、この判断には疑問しかありません。
表向きの理由は「競走内容のより一層の充実を図る観点」だそうですが、簡単に言えば「中山マイルは枠の有利不利が大きく、真のチャンピオンを決める舞台にふさわしくない」ということのようです。
これはどういうことでしょう?中山マイルは欠陥のあるコースということですか?そこでレースを普通に行い、馬券も売っているわけですよね?朝日杯にはふさわしくないけど、それ以外のレースならまあ気にしなくていいかって理屈は成り立たないでしょう。
そもそも、競馬において外的要素をなるべく排除しようという考え方自体が間違っています。能力だけではなく、外的要素の影響によって着順が変わるからこそ、競馬は面白いし、予想する楽しみが増すわけです。枠順の有利不利なんてどのコースでも起こりますし、実際、阪神のマイルは外枠が有利なコースです。その枠順の差が勝敗を分けるケースは今後もあるでしょうし、それが一生に一度の大舞台で起こった際、「まあ、たまにはそんなこともあるよね。中山マイルよりマシでしょ?」って言うつもりですか?

中山で行われる朝日杯が惜しい限りです。

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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