境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編) [2014年1月26日]

今年も傾向は維持されていたようです

第55回アメリカJCC(G2)

1着ヴェルデグリーン
2着サクラアルディート
3着◎フェイムゲーム

ラップ:
12.5-11.1-12.9-12.2-12.4-12.3-11.9-12.3-12.4-11.9-12.1
時計:2.14.0

今年のAJCCは、予想コラムで挙げた『速い上がりを使えない馬』『瞬発力より持続力』『スピードよりスタミナが必要』というテーマはもちろん、馬の個性もしっかり分析できたという意味で、納得のいく予想ができたと自負しています。フェイムゲームは惜しくも勝ち切ることはできませんでしたが、このレースにおいてはあまり有利とはいえない内枠を克服して上手く走ってくれたと思います。鞍上の北村宏騎手も巧みなハンドリングを見せてくれましたね(まあ、「本当のファインプレーは、派手ではなく当たり前に見えるプレーである」という宮本選手の言葉はありますが)。

そもそも時計が掛かる馬場だったということはありますが、レースの上がりが36.4秒で勝ち馬の使った上がりが35.5秒。最速のフラガラッハでも34.8秒ですから、このレースにおいて『鈍足性』というテーマがいかに重要か、よく分かる結果だったと思います。かつて、ネヴァブションやトウショウシロッコといったB級キャラが再三馬券になった理由がお分かりいただけたのではないでしょうか。

また、中山の非根幹距離において、いかにスペシャリストが貴重かということも同時に分かったレース。勝ったヴェルデグリーンは昨年のオールカマーで勝ってから連敗、下降線に入ったかと思われたところで適条件で復活。いかにも中山の非根幹距離重賞らしい馬ですね。大局的に見ればこの馬を本命にした方がカッコ良かったですね。実際に勝ったからというわけではなく、特殊条件における適性の重要性を証明するという意味でです。

ディープインパクト産駒の2着サクラアルディートは、ちょうど昨年の勝ち馬ダノンバラードと同じようなタイプですね。早めにアクセルを吹かして雪崩れ込む形で、持続力があるところを存分に見せてくれたと思います。今後も非根幹距離では重宝しそうな1頭。かつてサンデーサイレンスの中に『B級サンデー(今の使い方とは少し違います)』がいたように、ディープ産駒の中にも『B級ディープ』がいることはハッキリしています。速い上がりを使えない、ダラダラ走る持続力タイプのディープは、今後の重賞でも穴を開けることは多くなると思います。見つけたらチェックしておきたいですね。

意外といいリズムで予想はできていると思うので、また来週も頑張りたいと思います。またお付き合いのほどよろしくお願いできれば幸いです。

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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