境和樹の穴馬券ネオメソッド

穴馬券ネオメソッド(レース回顧編)

ちょっとした新発見

第88回中山記念(G2)

1着ジャスタウェイ
2着アルキメデス
3着ロゴタイプ

ラップ:
13.0-12.2-12.1-12.2-11.6-11.8-12.3-12.1-12.5
時計:1.49.8

まず◎に推したナカヤマナイトから。動けなさすぎです。おそらく調整が上手くいかなかったんでしょうね。この馬にしては珍しく最終追い切りをビシッとやって当日10キロ減ですからね。やはり誤算があったんでしょう。道悪でも問題ないタイプですし、そもそも序盤から全く競馬に参加できていませんでした。強力メンバー相手の力負けというより、自身の力を出し切れなかったと見た方がいいでしょう。それにしても、ここまで目ナシの競馬をされるとさすがにガックリきます。

勝ったジャスタウェイは、いかにも横山騎手、というレース振りでしたね。トウケイヘイローが大出遅れしたことで、レースそのものはかなり雑な流れになりましたが、その中でも冷静に自分のポジションを守って余裕十分の走り。それにしても強かった。上がり時計と位置取りを見ていただけると分かりますが、他馬より明らかに一枚上の競馬をしています。格が馬を作るという言葉がある通り、天皇賞・秋を勝って自信を付けたのかもしれませんね。次は海外ということなので、精一杯応援しようと思います。

アルキメデスも充実ぶりを証明する素晴らしい内容だったと思いますが、私が個人的に一番驚いたのは3着に入ったロゴタイプです。

この馬はサドラー系ローエングリン産駒。ローエングリン自身がこの中山記念を2回勝っている馬で、ある意味で“リピーター”の役割を担ったとも言えるのですが、ローエングリンに関しては『サドラー系のわりに道悪でパフォーマンスが下がる』というイメージを持っていました。高速決着に強い種牡馬なので、その逆に時計が掛かる馬場に弱いということです。実際、データを調べてみるとサンプル数こそ少ないものの重、不良では明らかに成績が落ちます。

それをもってこのレースでも苦戦するかな?と思っていたのですが、終わってみればほとんど2着に近い3着。これを父譲りの中山記念に対する適性と見るか、サドラー系らしい道悪適性が、力のある馬で実証されたと見るか…(ちなみに、札幌記念で5着に負けていますが、あの当時の函館の馬場は、一般的な尺度の道悪適性は計れない馬場だったと考えています)。

個人的には、稍重で踏み留まってくれたことが一番大きかったと思います。ローエングリン産駒の成績を調べると、実は良馬場以上に稍重馬場の成績が良いんですね。その代わり、重と不良はイマイチです。ということで、今回のロゴタイプの走りは、『稍重までならローエングリン産駒は力を出せる』ということと、『やっぱり重・不良くらいの道悪ならローエングリン産駒はパフォーマンスを落とす危険性がある』という二つのことを教えてくれたと思っています。基本的にはレコードが出るような高速馬場、平坦ラップに強い種牡馬という評価は変えずにおきたいと思います。

不甲斐ない結果に終わってしまった春競馬開幕週。個人的な馬券の調子は小倉のおかげで浮き浮きなのですが、皆様にお見せしている重賞予想で格好を付けないといけません。ご参考いただいた方に報いることができるよう、来週も頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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