第48回フィリーズレビュー(G2)
1着ベルカント
2着ニホンピロアンバー
3着エスメラルディーナ
ラップ:
11.9-10.9-11.8-12.1-11.7-11.4-12.5
時計:1.22.3
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以上のことから、このフィリーズレビューというレースでは、『米国血統保持馬、ダート実績は減点材料にはならず、ダート競馬のような雪崩れ込み競馬に適性がある馬』を探すことになります。
これがこのレースのポイントとなります。その視点から買える対象となるのは…
①ベルカント
(母父ボストンハーバー)
⑦ホウライアキコ
(父ヨハネスブルグ)
⑧フクノドリーム
(父ヨハネスブルグ)
⑨グランシェリー
(父アルデバランⅡ)
⑪ホッコーサラスター
(父ヨハネスブルグ)
⑫ニホンピロアンバー
(父スウェプトオーヴァーボード)
⑭エスメラルディーナ
(父ハーランズホリデイ)
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…突然ですが、今回の予想コラムの内容を再掲しました。穴馬候補と挙げた馬は7頭と少し多めでしたが、この中から1~3着馬が出ています。13番人気ニホンピロアンバーですら、過去の結果から導かれるこのレースの結果に即した馬だったということです。
別に、惜しかったでしょ?と言うわけではありません。もうすぐ発売される私の新刊『単複論!』でも書いていますが、「“惜しい”はハズレと同義」です。個人的に上記7頭の中から最もリターンとリスクのバランスが取れた馬がグランシェリーだと判断したわけで、ニホンピロアンバーを拾えない時点で負けは負けです。
ただ、波乱決着となった今年のフィリーズレビューも、例年の傾向通りの極めて分かりやすい決着だったということは主張しておきたいところ。『米国血統保持馬、ダート実績は減点材料にはならず、ダート競馬のような雪崩れ込み競馬に適性がある馬を探す』というこのレースのテーマは、是非、来年以降も思い出したいものです。
繰り返すようですが、昨年11番人気3着だったティズトレメンダスも、今年、13番人気2着のニホンピロアンバーも、この傾向を知っていれば拾えたわけです。その重要性は評価しなければいけません。
なんだか、書いていて負け惜しみのような内容だと改めて思いましたが(笑)、今週は私の状態が底でした。土曜日の中日新聞杯で馬券を買った◎ユールシンギングが小差4着。先週、そして土曜朝イチのレースまで継続していた中山ダ1800mのキンカメ・バイアスの変わり目を正確に叩いたつもりだった日曜3Rの◎タニタニが4着。この時点で「今週は流れがダメだ」と判断して店仕舞いしました。あの状態のまま買い続けていても被害はさらに広がったでしょうから、結果的にはヤメて正解だったと思いますが、そんな流れの悪さがグランシェリーを引かせたのかなぁと終わった後に感じました。
皆様も馬券を買っていて流れの悪さを感じることはあると思います。私の場合は今週のように“惜しい結果”が続く状態が最も悪い状態だと考えていますが、その辺りは人それぞれでしょう。ただ、そういった経験に基づく悪い流れを自覚した時点で、スパッと見切るということは毎週続く競馬を楽しむ上でとても大事なことだと思います。極めて後ろ向きな判断ではありますが、長いスパンで考えた場合、少しの休息は絶対に必要です。
あっ、こんな内容も詳しく『単複論!』に書いたんだった(笑)。
最後まで宣伝…すいませんです。来週もどうぞよろしくお願いします。
Mail:cheer@umasq.jp
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