境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

単複の成功例

第49回フローラS(G2)

1着サングレアル
2着ブランネージュ
3着◎マイネオーラム

ラップ:
12.9-11.8-11.7-12.0-12.3-12.0-11.8-11.5-11.5-12.5
時計:2.00.0

今回、3着に入ったマイネオーラムを本命にして馬券を買ったわけですが、最終的には『運が良かった』と思います。木曜日の昼くらいの段階では抽選対象の馬を買おうかなと思っており、その馬が除外になってから、改めてテーマに合う馬を抜粋、人気とのバランスを考えてオーラムに本命を打ったという経緯がありました。ですから、もし抽選対象の本命予定馬が抽選を通っていたら、違う結果になっていたかもしれません(まあ、その馬が来なかったという保証もないわけですが)。


それにしても、今回のフローラSに関しては、私の馬券術である『穴馬の単複』が最も効果的に使えた実践例だと思います。当日朝にツイッターにて呟きましたが、このレースは連系の馬券で仕留めるのはかなり難儀だったと思います。冷静に出馬表を眺めていて、「ああ、これは印打って予想する人は大変だなぁ」「これで3連単とか獲る人は物凄い馬券力だなぁ」と素直に感じました。それだけ、どの馬にも馬券圏内突入の可能性がある、非常に複雑なレースでした。

こういう時に威力を発揮するのが『穴馬の単複』です。とにかく3着以内に入る1頭を選べばいい、それだけですから。確かに、その1頭を選ぶのにヒキの問題はありますが、少なくとも、マイネオーラムを発見しながら、マジックタイムとマルチを組んで撃沈したり、馬連で総流しして悶絶したりすることはありません。入念に予想し導き出した穴馬をちゃんと馬券にするための最も効果的な作戦として、改めて『穴馬の単複』を提唱したいと思います。


さて、レースそのものの回顧をしておきましょう。

勝ったサングレアルは終わってみればさすが血統馬ですね。内容的にも文句なしだったと思います。サンデーの中でも比較的スタミナがある部類に入るスペシャルウィークを父に持っていたブエナビスタと似たタイプですね。こちらはお父さんがゼンノロブロイですから、さらにスタミナ色が濃くなり、重たい馬場に対する適性は高くなっていると思います。もし、オークスが道悪で行われるようなら、ハープスター逆転も夢ではないかもしれません。逆に、パンパンの良馬場で時計勝負のオークスになると、少し苦しいでしょう。本番での取捨(私が買うような人気で出てくることはないでしょうが)はあくまで馬場次第だと考えています。

2着ブランネージュは先行馬総崩れの流れの中、唯一踏ん張って2着。掛け値なしに優秀な内容だと思います。ただ、いかんせん決め手が明らかに足りません。中途半端に2着まで来てしまったがために、今後は高いレベルで走らされることになるのは可哀想ですね。おそらくダートの方が良い馬だと思いますが、これも下手に賞金を加算してしまったがために…。来年の夏に降級するのを待って、どこかのダ1800mあたりを使ってくれれば面白いかもしれません。そこまで怒涛の連敗をして人気を落としていればなおさら。

まあ、オークスに関しては依然としてハープスター1強ムードは変わらないでしょうね。レッドリヴェールがどうやら本気でダービーに行くようなので、より一層強固な牙城となりそうです。2、3着の席に収まる穴馬を何とか見つけたいものです。


最後に、京都で行われたマイラーズCについても。

非常に示唆に富んだ一戦だったことは、このレースと最終レース(同じ芝1600m外)をセットで見ることで分かります。マイラーズCで1~3着を独占したディープインパクト産駒ですが、最終レースでは断然人気のリグヴェーダを3着に飛ばしました。まあ、一応馬券圏内には残っていますが、勝ち切ることが期待された人気ですから、やはり3着はこの場合“凡走”の部類でしょう。

何度も言っていますが、基本的に京都芝1600m外とディープインパクトは相性が良くありません。重賞が例外なだけです。『重賞ではディープインパクトの中から選択、重賞以外ではディープを軽視して穴馬を狙う』。これが京都芝1600m外の基本戦略だと考えています。


もうひとつ。勝ったワールドエースについて。

私は、前日夜にこのレースに関して『超高速馬場に対する耐性』というテーマからエキストラエンドを強調しました。しかし、これは明らかに思慮不足でした。単なる高速馬場であれば、エキストラエンドで正解だったと思いますが、超が付くというところまでくれば、ほぼ全馬にとって未知の領域。ならば、一番こなせる『可能性』を秘めた馬を選ぶのが正解でした。そう考えれば、自ずとワールドエースを指名できたはずです。馬券を買うレースではなかったと思いますが、だからこそ、“いち予想家”として正しい判断を示したかったところです。これは今週の反省材料として肝に銘じておくことにします。

境和樹 単
複論



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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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