境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

極悪馬場でも発揮された血統適性

第64回安田記念(GⅠ)

1着ジャスタウェイ
2着グランプリボス
3着◎ショウナンマイティ

ラップ:
12.3-11.1-11.7-12.0-12.0-11.8-12.1-13.8
時計:1.36.8

先週の日本ダービーに続き、今回の安田記念でも◎ショウナンマイティが頑張ってくれました。

今日の馬場を考えれば、ほとんどノーチャンスの位置取り、4角では北村宏騎手が手綱を滑らせるシーンもあり、ほとんど諦めかけていましたが、そこから内に潜り込んでラストまで全力を出し切ってくれましたね。あの脚を見ただけで、この馬の道悪適性はハッキリわかります。改めて、この馬が重たい馬場で好走してくれたことも、馬ジャッジが正しかったことを証明するものだったんじゃないかと思っています。


◎ショウナンマイティに関しては、予想コラムでも指摘した通り、東京マイルGⅠのトレンド血統である『ダート的馬力血統』を持ち、道悪の東京マイルGⅠで肝になることが多い『セントサイモン系内包馬』という特殊テーマにも合致。昨年以上のパフォーマンスを発揮できると期待した通りでした。確かに、着順自体は昨年より落ちていますが、決して状態が満足いくものではなかった中で馬券圏内を守り、昨年の3倍強となる複勝配当を引っ提げて帰ってきてくれたわけですから、個人的には昨年以上のパフォーマンスだったと感じています。

なお、勝ち馬ジャスタウェイも母父ニアークティック系ワイルドアゲインで『ダート的馬力血統保持』というテーマを一応クリアしていました。グランプリボスの兄弟が揃ってダート馬である…と、ここまで捻って結び付けてしまうのはさすがにやりすぎでしょうが、今後も東京マイルGⅠにおいて『ダート的馬力血統』が最重要であることは疑いありません。来年のNHKマイルCまで待たなければなりませんが、その時にまた思い出していただければ幸いです(私がその時までコラムを続けさせていただいていれば問題ないのですが 苦笑)。

ただ、今だから言いますが、レース直前はかなりヤバいなぁ…と思っていました。私が考えていた以上の雨が降り、日曜日は終日霧雨のような状態。これによって、馬場はだいぶ『ダート的馬力』が要求されていたと思います。血統的に馬力の要素を持っているということではなく、単純にダートも走れる馬力が要求される(つまり、潜在的に隠している馬力ではなく、実際に出現した馬力が必要ということ。分かりにくい表現ですが…)と感じていました。直前になって、ツイッターにて『カレンブラックヒルに風が吹いている』と呟きましたが、ああいうダートを使ってみたくなるくらいの馬力タイプに向いた馬場だったと思います。それを考えると、ショウナンマイティ、良く来たなぁというのが本音の本音です。

他の馬に関しては、何とも言えないところはありますね。結局、こういう馬場になると、レース後のコメントの大半は馬場に敗因を求めるものになりますから、仮にその他の要因があったとしても、それは白日の下にさらされることはないでしょう。パンパンの良馬場でやっていたら結果が違っていたかどうかは、もはや意味のない推測ですが、違った意味で『今後の参考にならない』、刹那的なレースだったとは思います。とりあえず、出走全馬について、この馬場を激走した重い反動のようなものが出ないことを祈るばかりです。

今週で連続GⅠも最後。宝塚記念まで2週ほど大レースは行われません。しかし、このコラムをお読みいただいている方々は、来週、再来週のレースも楽しみにされていることでしょう。また皆様のお役にたつ予想をお伝えできればと思っているので、是非、またコラムをご覧ください。

境和樹 単
複論



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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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