境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

当たりを引けて何よりです

第50回七夕賞(GⅢ)

1着◎メイショウナルト
2着ニューダイナスティ
3着マイネルラクリマ

ラップ:
12.2-11.4-11.2-12.0-12.1-11.9-11.9-11.6-11.8-12.6
時計:1.58.7

まず、客観的なレース回顧から。1.58.7秒、この決着時計が、七夕賞の完全な傾向変化を表しています。もちろん、その理由は開催時期の変更にあるわけですが、ここまで時計が速くなると、以前の七夕賞で活躍したような『コテコテのダート型ミスプロ系』ではもう苦しいです。根本的に芝で通用するスピードが足りませんから。

代わって台頭するのが、『長距離血統』『欧州型スタミナ血統』。これは予想コラムで指摘したとおりです。この七夕賞だけでなく、同時期に行われるこの条件ですべからく重要になる血統タイプ。今週も、土曜日の芝2000mで母父トニービンや母父コマンダーインチーフという凱旋門賞血統保持馬、母父ミルジョージという長距離血統保持馬が好走していました。昨年もほぼ同様の馬場状態だったと考えられますから、これはもう開催前半の福島芝2000mの正式な解法と認定していいでしょう。来年も、七夕賞は『長距離血統』『欧州型スタミナ血統』を重視するというスタンスで攻めたいと思います。


もっとも、今年の◎メイショウナルトに関しては、気分良くハナを切れたことが最大の勝因だったんでしょう。予想コラムでも書いたとおり、ボトムのニジンスキー系も合わせて、この舞台が最も走りやすい条件だったとは思いますが、だからと言って揉まれる競馬や早めに来られる展開でも好走できたかと問われれば、難しかったと答えざるを得ません。それだけ気性の難しい馬であることは承知していますからね。今回に関しては(行かざるを得ないような)枠順と、先入観のない鞍上の思い切った騎乗が大きかったと思います。あと、意外に簡単に引いてくれた ミキノバンジョーにも感謝(この馬、母父リヴリアで、実は結構怖いなぁと思っていたんです)。

実はこのレース、直前まで本命馬が二転三転した経緯があって、『最終的に当たりを引けてホッとしている』というのが正直な感想です。一時は、なんとビックリ、◎ラブリーデイという原稿まで書いていましたから。自分のスタイルではないと知りつつも…。危険な発想でした。肝を冷やします。あと、◎セイカプレストも考えましたね。母父サドラーで何とかいけないか?と、これは本当に真面目な話、最後まで悩みました。

そういう紆余曲折があった中で、運良く当たりを引けたことは個人的に嬉しい限り。今週は個人馬券でも、アッと驚く逆転勝ちを手にできたり、ちょっとづつ悪い流れから脱却しつつあるかな?と感じています(というより、土曜日に『あれ?これは不調も底を打ったかな』と感じる不的中馬券があったんです。これは書くと長くなるのでヤメておきますが)。来週からはエンジン全開で行けると思うので、期待していてください!

…なんて強気なアオリをする性分でもないので、来週からもほどほどに、生温かい目で応援していただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

境和樹 単
複論


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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