馬券ネオメソッド(レース回顧編)
甘かった馬場読み
第48回スプリンターズS(GⅠ)
1着
スノードラゴン
2着
ストレイトガール
3着
レッドオーヴァル
ラップ:
11.9-10.5-11.3-11.9-11.3-11.9
時計:1.08.8
一言、馬場読みが甘かったですね。『前に行ける馬』というファクターを掛けてしまったことで、方向性がだいぶズレてしまいました。勝ち馬スノードラゴンは新潟芝1200mの重要血統として強調したノーザンテースト内包馬。血統だけなら候補の1頭でしたが、やはり脚質の面で軽視してしまいました。
コース形態から本質的には逃げ・先行馬有利ながら、やはり超ロングラン開催の影響は大きかったですね。最後は荒れ馬場適性がモロに問われる形になり、加えて前に行く馬にはツライ馬場状態になってしまいました。スノードラゴンはダートでも実績があるとおりの馬力タイプ。これが今の馬場にピッタリ嵌ったということでしょう。
一方、私が期待したベルカントは、僅差の5着と健闘はしており、レース内容も見せ場タップリ。一旦は頭まであるか?とドキドキさせてくれましたが、最後は差し馬向きの馬場に屈してしまった格好。皮肉にも、自分が期待した馬が最高のレースをした結果敗れてしまったことで、自分の馬場読みが明らかに逆だったことを思い知らされることになりました。
もっとも、荒れ馬場対応の馬力血統だったからこそ、あそこまで頑張れたのだとは思います。間違っていたのは狙うべき脚質だけで、今の馬場自体に対する適性は備えていたと考えています。ひょっとしたら、今後ダート路線に転向したら成功するかもしれません。
個人的に驚いたのはレッドオーヴァルの3着、というよりディープインパクトの3着。ディープインパクト産駒の新潟芝1200m成績は(1-1-1-15/18)というもの。勝率5.6%、連対率11.1%。日曜日の7Rでも1番人気に推されたミュゼリトルガールを飛ばしていますから、本質的に得意な条件とは言えないはずです。それでも、GⅠの舞台になると覚醒的に持ってきてしまう。久しぶりにディープインパクトという種牡馬の力を垣間見た気がします。最近、あんまり元気がないことは間違いありませんが、やはり今の日本ではトップランクに位置する優秀な種牡馬なんだと、改めて感じました。
長かった新潟開催も終了し、来週からは東京開催がスタート。また気持ちを切り替えて頑張ろうと思います。GⅠはありませんが、来週もどうぞご愛顧のほどをよろしくお願いいたします。
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