馬券ネオメソッド(レース回顧編)
傾向通りの穴馬は来たのですが……
第65回毎日王冠(GⅡ)
1着
エアソミュール
2着
サンレイレーザー
3着
スピルバーグ
ラップ:
12.9-11.0-11.5-11.7-12.0-11.8-11.2-11.3-11.8
時計:1.45.2
持続力タイプのマイラーが穴を開ける毎日王冠。今年、その主役となったのは2着サンレイレーザーでした。自身、マイル実績多数のラスカルスズカ産駒(ちなみに、ラスカルスズカの父コマンダーインチーフは、持続力の権化と呼ばれた時期もありました)。傾向に当て嵌まる馬だったことは間違いありません。正解はコレでしたか。
もっとも、今回の自分の予想に関しては、サンレイレーザーを軽く見たというわけではなく、予想コラムで指摘したポイントから、ダイワマッジョーレがより良いと判断してのもの。これはもう仕方ありません。時として、「コレ!」と気付いてしまうと何から何まで良く見えてしまって、他が見えなくなるということがありますが、今回がちょうどそんな感じでしたね。さらに精査したからといって◎サンレイレーザーという結論に辿り着いたかは分かりませんが、少し勇み足だったかもしれません。
ただし、何度も言うようですが、サンレイを嫌ったのではなく、ダイワがもっとふさわしい馬だと考えた結果なので、全く後悔はありません。
勝ったエアソミュールは直線でかなりゴチャつく位置に入って危ないシーンもありましたが、結果的にはあそこで脚が溜まりましたね。武豊騎手は、かつてウオッカでも同じような競馬をしていますが、ああいう競馬になっても諦めず、冷静に進路を探す(または無駄に動かず開くのを待つ)判断力は本当に素晴らしいと思います。投げちゃう人もいますし、進路を探して動くという選択肢しか持たない人もいますからね。おっと、さすがに4日連続開催で気が立っているので余計なことを申し上げました。失礼。
来年以降も、この毎日王冠では『持続力のあるマイラータイプ』を狙いましょう。今年のサンレイレーザーみたいな馬が絶好のサンプルなので、こういう馬をイメージとして持っておくといいかもしれませんね。
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