馬券ネオメソッド(レース回顧編)
完全な地力決着
第19回秋華賞(GⅠ)
1着
ショウナンパンドラ
2着
ヌーヴォレコルト
3着
タガノエトワール
ラップ:
12.0-10.7-11.8-11.8-11.7-12.2-11.5-11.7-11.8-11.8
時計:1.57.0
一言で言えば、完全な地力勝負。58.0-59.0秒という前傾ラップもさることながら、ほとんど緩みらしい緩みがない高速決着。手元で採った感じ、日曜京都芝は-1.3秒の馬場差。このレースはその馬場差を差し引いても2.2秒ほど標準より速い決着。相当な時計勝負になったことで、地力のない馬が次々と淘汰される形になりました。1~7着くらいまでの馬を見ていただければ、何となく言わんとしていることがお分かりいただけると思います。こうなると、地力の差を適性で埋めることは難しいですね。
1、2着に関しては、4角の捌きが明暗を分けた格好。内ピッタリをロスなく回ったショウナンに対して、ヌーヴォは外に持ち出すロス(しかも結構強引に)が致命傷。その分の差でしょう。負けて強しだと思いますよ。
週中ツイッターでも呟きましたが、このヌーヴォレコルトという馬は、父ハーツクライ、母父ヌレイエフ系、母母父ダンチヒ系という、超が付くくらい優秀な東京芝2400m血統を持っています。この結果を受けて陣営がどういう判断をするか分かりませんが、是非ともジャパンカップに行ってもらいたい!買いたいです。
3着タガノエトワールも良い馬ですね。外を回って自らポジションを上げて勝ちに行っての結果ですから、これは責められません。無事なら重賞の1つや2つくらい獲るでしょうね。
最後に勝ち馬ショウナンパンドラについて。恐れていたディープ産駒の勝利……サンデーサイレンスの成績に関してはもう更新がないので幾らでも言えますが、もうディープに関して過去のデータはあんまり話題にしない方がよさそうです。特にネガティヴデータは。
もっとも、実際そこまでサンプル自体が多かったわけではなく、その中で来ていたという事実はもう少し重く見た方が良かったかもしれません。サンデーサイレンスと並び立てるがあまり、少し踏み込みすぎたかと反省しております。この点については皆様をミスリードしてしまいました。ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。
何とか切り替えて次週の菊花賞に向かいたいと思います。現時点で全く何も浮かんでいませんが(苦笑)。幸い、今週は土日で競馬が終わってくれたので、1週間掛けて良い馬を見つけたいものです。
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