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馬券ネオメソッド(レース回顧編)

皐月賞回顧

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第75回皐月賞(GⅠ)
1着ドゥラメンテ
2着リアルスティール
3着キタサンブラック

ラップ:
12.5-10.7-12.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.7-11.4-11.6
時計:1.58.2

前後半が59.2-59.0秒。平均ペースですが、ややスローに近い形。これはちょっとした驚きでしたね。正直、◎スピリッツミノルはハナに行けない可能性もあるかな? とは思っていましたが、仮にそうなっても柴田大騎手のワンダーアツレッタが行くならペースはそう落ちないだろうし、外枠のマイラータイプが行くようなら、やはりペースは落ちないだろうと考えていたのですが……。このあたりは横山典弘騎手が上手すぎたというか、ピタリと折り合ってしまいましたね。これでは私の予想は根底から間違っていたことになりますので、不的中も仕方ありません。
結果的に、レースの上がり11.7-11.4-11.6秒という瞬発力勝負になり、ドゥラメンテがその持ち味を活かし切りました。この馬は母母父に凱旋門賞血統のトニービンを持っていますが、それは今回の勝利に関しては直接的な要因にはなっていなかったと思います。単純に上位2頭は地力が高く、3着馬は上位2頭には劣るものの、メンバー全体の中では上位の能力があり、かつ展開と馬場の恩恵もあって粘ったという見方でいいんだと思います。

続くダービーに向けてという話になりますが、現時点ではドゥラメンテが一番有力なんでしょうね。キングマンボ系は相性が良いレースです。
2着リアルスティールも、ストームキャット母系の完成度の高さを考えれば、ダービーまでは問題ないでしょう。今日のレースを見る限りではダービーに繋がりそうな負け方をしているとも思います。もっとも、勝ち馬との差が決定的すぎて逆転をイメージすることは難しいところですが。
個人的には、前々から言っている手前もあって、今年のダービーはハービンジャー産駒を買う方向で考えています(あくまで方向なので、違う馬にするかもしれません。あしからず)。その絡みもあって今回の皐月賞ではベルーフの走りに馬券を離れて注目いたのですが、う~ん……ちょっと負けすぎですかね。まあ、候補であることに変わりはありませんが、もう1頭目を付けているハービンジャーがおそらくトライアルに出てくると思うので、そちらに期待したいと思います。

最後に、桜花賞と皐月賞を踏まえて、今後、絶対に忘れてはいけないこと。

『無敗であるということは、強調点でも何でもない』
『負けた経験は、いつか大きな財産になる』


2つ目はどこぞの漫画の名言のようですが。
負けていないという事実は、強さの証明として好意的に受け取られることが多いですが、決してそんなことはありません。負けることで課題が見つかり、それを修正してまた強くなる。逆に、負けたことがなければ、課題が見つからないまま本番に向かうことになるとも言えるのです。

クラシックに向かう道筋が多様化している現状を考えれば、来年以降も無敗馬が出てくることはあるでしょう。その時に必ずこのテーマは思い出したいところです。

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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