馬券ネオメソッド(レース回顧編)
函館記念の回顧
第51回函館記念(GⅢ)
1着
ダービーフィズ
2着
ハギノハイブリッド
3着
ヤマカツエース
ラップ:
12.6-10.8-11.5-11.7-12.0-11.9-11.8-12.1-12.1-12.6
時計:1.59.1
1、2着馬に関しては予想コラムにて候補馬として取り上げていた馬であり、納得の走りではありました。
ただ、トニービン系保持馬のワンツーという結果は、少々検証を難しくするところもありますね。というのも、この開催の函館芝2000は『グレイソヴリン系サンデー』の好走が目立っており、このトニービン系保持馬のワンツーに関しては、少なからずその影響があったと考えることもできるからです。どちらも『長距離血統保持馬』というレーステーマも満たしていただけに、このテーマ(つまり、レース固有の傾向)に沿った2頭の好走だったのか、それとも直近のブラッドバイアスに沿った結果だったのか判然としないところはありますね。一応、来年も『長距離血統保持馬』というテーマは継続するつもりではいます。特に否定する材料もないので。
レース自体は、マイネルミラノが後続を離し気味に逃げたこともあり、全体的に淀みない流れ、いわゆる高速前残りと同じような形になりました。すなわち、後続にとっては追走に手一杯で脚が溜まらない状況が生まれたと思います。結果的に好位で競馬をした馬が雪崩れ込んだ形、後ろから差そうとしていた馬はガス欠状態になってしまいましたね。
本命に期待したリベルタスは、細かいことを言えば、もう1頭内にいたかったところ、僅かに外々を回らされてしまったことにより、スタミナをロスしてしまった印象。まあ、これは競馬なので仕方ありませんし、同じような位置にいたハギノハイブリッドとの差を考えれば、少し力不足だったのかもしれません。適性はあったと見ているので、適性では埋められない能力差があったということなのでしょう。
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