境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

ダブル重賞の回顧

第63回中京記念(GⅢ)
1着スマートオリオン
2着アルマディヴァン
3着ダローネガ

ラップ:
12.5-11.2-11.0-11.7-11.8-11.4-11.6-12.2
時計:1.33.4

この決着は正直厳しいですね。スマートオリオンは昨年の今頃は北海道で短距離戦を使っていた馬で、しかもグラスワンダー産駒。マイルが決してダメではありませんが、やはり1400以下の距離に適性がある血統。それが距離をさらに延ばして好走するとは……。これは想像できない好走でした。
よく、スプリンターが加齢とともにズブくなるという現象が起こりますが、この馬はまさにその典型例だったということでしょう。
2着アルマディヴァンに関しては、オープン実績もない馬でしたが、ある意味で、こういうタイプの激走がこの条件が抱える特殊性を示唆しているのかもしれません。特殊な舞台設定であるということを強く意識するのであれば、「他場で結果を出していない馬をむしろ積極的に狙う」というだけの方針で拾っていくのもアリなのかもしれませんね。一見するとヤケッパチな戦略のようで、実は本質を突いているのかも。

期待したミッキードリームは見せ場なく凡走。この結果は仕方ありません。昨年の的中でリピーター性を証明できたと考えている以上、この馬が出てくればこの馬以外の本命はありえません。来られて一番悔しいのはこの馬ですからね。終わってみればさすがに8歳馬ということで力が衰えていたということなのでしょうが、予想コラムでも書いたとおり、それはこのレースが終わって初めて言えること。結果は残念でしたが、個人的には買うべき馬券を買ったと考えています。悔いはありません。


第47回函館2歳S(GⅢ)
1着ブランボヌール
2着メジャータイフーン
3着ヒルダ

ラップ:
12.2-10.6-11.3-12.0-12.3-12.2
時計:1.10.6

今後の函館2歳Sは、こういう感じの馬を狙っていけばいいんでしょうね。以前のようにサンデー系よりマイナー血統というニュアンスではなく、「早熟性を感じさせるサンデー系産駒」というようなタイプ。今年の上位3頭がちょうどそんな感じですから、これが今後の函館2歳Sのメインテーマになりそうです。ディープ産駒が勝ち、サンデー系が上位独占という結果から、そういった方針転換を考えなければいけないでしょう。もう少し具体的なイメージとすれば、「サンデー系×短距離血統」という感じでいいと思います。

もっとも、時期、距離という設定上、このレースが先々に与える影響自体はそう大きくは変わらないと思います。すなわち、この上位馬が今後活躍する可能性は低いと思いますし、やはり「勝つだけ損」という位置付けでいいでしょう。ディープ産駒、ダイワメジャー産駒と、距離やレベルに対応できそうな血統だけに、余計、「この結果は例年とは違う」と言われそうですが、サクラバクシンオー、ファスリエフ、ヨハネスブルグという母系に意味があったと考えたいですね。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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