馬券ネオメソッド(レース回顧編)
ダブル重賞の回顧
第51回札幌記念
1着
ディサイファ
2着
ヒットザターゲット
3着
ダービーフィズ
ラップ:
12.5-10.9-11.7-11.9-11.9-12.0-11.9-12.0-12.1-12.1
時計:1.59.0
長距離血統保持馬のテーマを満たしていたヒットザターゲットが2着。過去にこのレースで好走歴のあるジャングルポケット産駒が3着しており、傾向としてはトレースしていたかなとは思います。正解を引けなかった悔しさは残りますが、来年以降も血統傾向としてはコレを重視していきたいところ。
もう一つは、やはりディープインパクトですね。昨年のハープスターに続き2連覇。元々、同じ洋芝でも函館よりも札幌でグンとパフォーマンスを上げるのがディープインパクトの特徴ですから、このレースでの重要性も今後さらに高まってくることが予想されます。今年のように、複数の産駒が出走している際に、どれを引くかという戦いになっていく可能性はあるでしょうね。
期待したトウケイヘイローは、勝ち馬に密着マークを食らってしまいました。これは苦しかった。息を入れる場面がなく、結果的にいい目標にされてしまった感じでした。
第50回北九州記念
1着
ベルカント
2着
ビッグアーサー
3着
ベルルミエール
ラップ:
11.7-10.2-10.8-11.2-11.9-11.5
時計:1.07.3
32.7-34.6。前後半のラップ差は1.9秒ですから、32秒台の入りだったことも含めて、昨年ほどは異質とは言えない流れでしたが、それでも上記ラップ推移の通り、今度は肩上がりにならない変則型。う~む……。
ただ、昨年同様、母父ボストンハーバー、父スウェプトオーヴァーボードと米国ダート血統保持馬が来ていることは注目できるポイント。レースの流れはどうやら以前のような極端なものにはならないのかもしれませんが、血統傾向は従前どおりで良さそう。これに「前走条件馬」というファクターも加えて、来年は考えていくことになりますね。
今週の小倉芝コースは非常にフラットで、内外の差はほとんどありませんでした。日曜日になって若干内OKの度合いが強まったかな?という気はしますが、それでも大きな差はなかったと思います。このあたりもかつての北九州記念と傾向が異なってきた要因なのでしょう。馬場造園技術の向上が背景にあるのだと思いますが、今年の結果を受けて、来年以降もこういった馬場傾向は前提にしないといけないのかもしれません。
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