馬券ネオメソッド(レース回顧編)
新潟2歳Sの回顧
第35回新潟2歳S
1着
ロードクエスト
2着
ウインファビラス
3着
マコトルーメン
ラップ:
12.5-11.0-11.9-12.2-12.3-11.9-10.6-11.4
時計:1.33.8
勝ったロードクエストは、最近の新潟2歳Sらしい勝ち方。このタイプは普通に来ると思っておいた方がいいですね。これは予想コラムでも指摘したとおりです。
マツリダゴッホ産駒は、その現役時代の印象から持続力タイプと思ってしまうところですが、昨年の朝日杯FS2着のアルマワイオリしかり、意外に速い脚を使える瞬発力タイプも出ています。ちなみに、そのアルマもこのロードもともに母父ダンチヒ系。直線的スピードに長けた血を母系に入れると、こういうタイプが出てくる可能性が高いのかもしれませんね。そのアルマも考えれば、距離はこのくらいがベストだとも思います。
まあねぇ、ただ、SS系×ダンチヒ系なので、色々と厄介な存在になる局面はありそうだし、この馬の母系ってチーフベアハート×リアルシャダイ……。ひょっとしたら、物凄く難しい付き合い方を要求されるんじゃないかと、今から来春、そして来秋が恐ろしい。
レース自体の予想としては完全にダメダメでしたね。正直、これはちょっと考え付かない決着形態でした。ステイゴールドはこの夏の特注種牡馬で、新潟のみならず小倉でもコンスタントに好走していました(いますの方がいいのかな?)。そのあたりに注目するのが正しかったかもしれませんね。もっとも、それは私のスタンスではありませんので、今年に関してはどうやっても当たりは引けなかったと思います。
来年以降、どういう方針で予想するかは、もう少しじっくり考えないといけないでしょう。雨の影響を受けた特殊馬場だったということを考えれば、完全度外視という発想もないことはないと思いますし。
最後に、私の本命馬キャプテンペリーについて。まあ、何とも切なかったですね。
頑張っていると思うんですよ。10番人気という評価以上に、完全に忘れ去られた存在という空気を感じていましたからね。それを考えれば終いまでシッカリ伸びて掲示板確保は立派だったと思います。馬は本当に頑張ってくれたんです。ただね、馬券的に全く惜しくもない善戦というのは、何とも切ないです。馬券を買っている人間の勝手な感想であることは百も承知、馬には大変失礼な話ですが、今まで感じたことがないくらい空しさを感じる直線でした。
札幌で行われたキーンランドCに関しては、一か八かの勝負に賭けた組と、正攻法で乗った組との差が出た結果だと思います。ひとまず、スプリンターズSがまた面白くなったなという印象です。
待望の新刊!境和樹の【単複論! 実践編】 絶賛発売中!
『単複論!実践編』の購入はコチラ
▼境和樹への応援メッセージはコチラ▼
Mail:cheer@umasq.jp