馬券ネオメソッド(レース回顧編)
東西金杯の回顧
第54回京都金杯
1着
ウインプリメーラ
2着
テイエムタイホー
3着
ミッキーラブソング
ラップ:
12.3-10.9-11.4-12.2-11.6-11.3-11.6-11.7
時計:1.33.0
この決着は個人的には驚きでした。長距離GⅠ血統や欧州血統持ちが頻繁に来るレースで、血統的側面から見るとスピードの要求値が低いマイル重賞。その趣旨に沿えば、勝ち馬ウインプリメーラ(父ステイゴールド)、2着テイエムタイホー(父ニューイングランド)は、まあ分からなくもありません。どちらもスピードはあんまりないですからね。レース自体の質には合っていたと解釈できます。しかし、その後にミッキーラブソングですか……キンカメにフジキセキ。どちらかと言えばスピードが勝っているくらいの配合馬が紛れ込んできました。これに驚き。昨年の大敗は外枠のせいとハッキリしていたので、着順が上がること自体はいいのですが、馬券圏内まで来るとは。血統的には明らかにズレた馬だったと思うので、それを跳ね除ける何かがあったのでしょう。それが能力なのかデキの良さなのか。単純にレース展開や枠順(トラックバイアスも含めて)なのかもしれませんが、少なくとも次走とその次くらいは注意しなければいけない馬だと思います。
第65回中山金杯
1着
ヤマカツエース
2着
マイネルフロスト
3着
フルーキー
ラップ:
12.7-11.1-13.4-12.3-12.8-12.3-12.3-11.8-11.1-11.4
時計:2.01.2
言ったそばから上がり3ハロンの競馬ですよ。さすがにコレは泣けてきました。この流れではステラウインドは適性ズレします。まさにその典型のような負け方を喫しました。多少直線でモタれてモタモタしていましたが、こういう流れで切れ負けするのは分かっていることなので、納得するしかありません。
それにしても、1、2着が母父グラスワンダー。有馬記念を勝ったゴールドアクターもグラスワンダーの仔であるスクリーンヒーロー産駒。ロベルトの支配力が落ちてきた昨今の中山芝コースですが、ここに来て何やら反抗の気配がしてきています。ちなみに同レース3着キタサンブラックの父ブラックタイドも、このレースでは2着マイネルフロストの父として再登場しましたね。
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