馬券ネオメソッド(レース回顧編)
中山記念の回顧
第90回中山記念
1着
ドゥラメンテ
2着
アンビシャス
3着
リアルスティール
ラップ:
12.6-12.0-11.9-11.6-11.3-11.6-12.0-11.1-11.8
時計:1.45.9
う~ん、ちょっとショックな敗戦でしたね、◎ロゴタイプ。好走した過去2年に比べて時計が圧倒的に速いので、そのあたりが敗因だとは思いますが、この馬自身に高速耐性がないわけではないので、腑に落ちないところではあります。正直、勝ち切るところまでは厳しい、上位馬のミス待ちなところがあるだろうなという見立てがあったことは否定しませんが、それにしても止まり過ぎです。昨秋のオールカマーのレース振りから、能力自体に衰えはないと判断していましたが、あるいはもうピークを過ぎてしまっていたのかもしれません。それを見誤ったことが、今回の予想の敗因でしょうか。
ただ、中山記念のリピーター性に関しては、予想コラムでも指摘したとおり、かなり強固なものであることは疑いありませんので、また数年レベルで使える時がくると思います(現状、今回の上位3頭にリピートされても馬券に役立たないので……)。是非、毎年の恒例行事として頭の片隅に置いておいてもらえれば。本当に、これだけ何頭もリピート実績があるレースは珍しいですからね。
勝ったドゥラメンテよりも2着アンビシャスの方が目立ったレースだったとは思いますが、アンビシャスは深刻なスタート難を抱えていますから、今後もその懸念は常に付きまとうと思います。『出遅れなければ勝てる』という注釈は、ほぼ出遅れる馬に使う言葉です。そのあたりには注意が必要かなと。特に、この馬は今後マイル路線が主流になるでしょうから、余計にゲートが致命傷になる危険性は高いと思います。個人的に、現役の中距離馬の中でもかなり上位に評価している馬なので、どこかで大きいところを獲ると思っているのですがね。少なくとも、ゲートに関してはもう中途半端な期待はしない方がいいでしょう。
ドゥラメンテは、まず無事に始動戦をクリアしたということで、一定以上の評価ができます。この後、使うところが難しいような気はしますが、海外まで視野を広げて検討されることでしょう。この血統が海外で勝ったら、それはそれで非常に嬉しいことですね。
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