馬券ネオメソッド(レース回顧編)
高松宮記念の回顧
第46回高松宮記念
1着
ビッグアーサー
2着
ミッキーアイル
3着
アルビアーノ
ラップ:
11.7-10.1-10.9-10.8-11.1-12.1
時計:1.06.7
一言、馬場を完全に見誤りました。そもそも時計が掛かる馬場、例年と比較してある程度速くなったとしても、それでも極軽の時計勝負にはならないという想定の元に予想を展開していましたから、その理論は全てあさっての方向に飛んで行ってしまいました。ご参考いただいた方にはご迷惑をお掛けしてしまいました。大変申し訳ありませんでした。
一応、手元の計算だと土曜日が-2.7秒で、日曜日が-3.5秒。まさか中京競馬場で日本レコードに迫る時計が出るようになるとは、想像すらしていませんでした。せめてその兆候さえ見えていればと思わずにはいられません。Bコース替わりが高速化の要因でないことは明らかであり、おそらくそれ以外にも馬場整備が念入りに行われたのでしょう。どう言い逃れを図っても、それは否定できないはずです。意図的でなければ、これだけ極端な高速化が起こることはありませんから。
土曜日の芝のレースでサドラー系保持馬が頻繁に馬券に絡んでいたので、ひょっとしたら母父サドラーズウェルズを根拠に◎ブラヴィッシモを拾えたりしないかな? と、前日段階では淡い期待もありましたが、当日になって無残にも打ち砕かれましたね。そもそも、この日の中京で行われた芝競走は、全て1~4番人気での決着。完全に息の根を止められた格好です。
もっとも、そんな状況で1.06.7秒。レースが終わった瞬間の素直な感想は、『うん?』というものでした。もっと時計出ても良かったんじゃないでしょうか。レース直前に計算した結果、1.05.5秒という驚愕の時計まで出て不思議なしと見ていた(まあ、サラブレッドの限界点がどこにあるか分かりませんが)のですが。テンの2ハロン目に10.1秒。半マイル通過43.5秒という猛ラップを刻みながら、日本レコードに届かない時計で終わったことは、渾身の準備をしてきた主催者としても肩透かしだったのではないでしょうか。
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