境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

天皇賞・春の回顧

第153回天皇賞(春)
1着キタサンブラック
2着カレンミロティック
3着シュヴァルグラン

ラップ:
13.0-12.1-12.4-12.2-12.1-12.0-11.6-12.9-12.6-12.6-12.7-12.5-11.6-11.4-11.7-11.9
時計:3.15.3

久しぶりに膝から崩れ落ちる経験をしました。悔しいですね、ハイ。このカレンミロティックを獲れなかったことは、無念という言葉以外ありません。

正直に白状しますと、事前に天皇賞・春において8歳馬の連対歴がないという予備知識がありました。それもあって、ほぼノータイムで今回のカレンは本命候補から外していました。猛省です。日ごろから申し上げている通り、人気薄の穴馬に関しては、減点材料を考えてはいけません。どうせ山ほどあるわけですから、改めてそれを復習しても意味がないんです。それによって、買える要素を埋もれさせてしまっては、せっかくの穴馬が台無し。
このレースと相性が良いハーツクライ産駒で、前に行ける脚質。昨年、これを理由に本命にしたわけですから、枠順も含めてほぼ同じ条件で出走してきた今回も、もう一度狙ってもよかったはずです。結果的に連続本命にしたかどうかはともかくとして、ノータイムで本命候補から外してしまったことは完全な凡ミスです。あれほど普段から言っているのに……人気薄は加点法で見ないとダメだと。今回は自分の弱さを痛感する、本当に悔しい天皇賞でした。

あまりの悔しさに、歯を食いしばって書いているわけですが、努めて冷静に。

レース自体の予想テーマに関しては、特に修正の必要はないと思います。今年も2、3着にハーツクライ産駒が入りました。母父トニービンのサトノノブレスが今年も圏外に沈んだことも含めて、やはり『トニービン内包種牡馬』というテーマ設定が正解なのでしょう。また、同時にミスプロ系がこのレース未勝利であることも含めて、『トニービン系サンデー』を重視と考えてもいいいかもしれません。
そしてもうひとつ、これは過度に意識し過ぎない方がいいと思う反面、結構重要なんじゃないか?と思うのが、『今年もハーツクライ産駒は2着までだった』ということ。ハーツクライ産駒が天皇賞・春と好相性であることは、既に周知の事実となりましたが、まだ勝ち馬は1頭も出ていません。これも補足事実として覚えておいてもいいかもしれません。たとえば、来年以降、ハーツクライ産駒の他に、トニービン系サンデーの産駒が出走していた場合、単の期待値を追うのであれば、ハーツクライ以外のトニービン系サンデーをチョイスするという作戦も成立するでしょう。

最後に勝ったキタサンブラックについて。
いまだに血統面から距離不安を指摘する意見があるのには、少しビックリしました。これは逆説的に血統派だからこそ言えることなのかもしれませんが、 そもそも皐月賞で3着した時点で、もうこの馬はブラックタイド×サクラバクシンオーという字面で判断してはいけない馬だと判断できます。
今回のキタサンブラックは、前哨戦の中で最もレベルの高いメンバーが揃っていた大阪杯で2着からの臨戦、今年の重賞で活躍が目立つ4歳馬、58キロの経験、京都GⅠ勝ち実績、武豊騎手騎乗、1枠1番と、好材料ばかりが揃っていました。ある意味で必然の勝利だったと言えるでしょう。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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