境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

NHKマイルCの回顧

第21回NHKマイルカップ
1着メジャーエンブレム
2着ロードクエスト
3着◎レインボーライン

ラップ:
12.3-10.7-11.3-11.7-11.7-11.3-11.5-12.3
時計:1.32.8

◎レインボーラインは3着。大外枠はかなり厳しいと思っていたのは事実で、なにか小細工しないと外を振り回されてお終いになるだろうなとも思っていたのですが、正解は全く逆で、出たなりの位置をキープして、そのまま無理せず外へ出すという正攻法の競馬。いかにも福永騎手らしい、無駄のないソツのない騎乗だったと思います。
もし、小細工しようと一列下げたりしていたら、今度は馬群を割るとかイン差しを狙うとか別の選択肢も生まれてしまったでしょう。そして、それはおそらく不発に終わっていたと思います。このあたりはタラレバの話なので、あまり意味はありませんが、終わってみれば当たり前のことを当たり前にやることの重要性を感じる結果でした。いや、ホントに福永騎手ありがとう。

血統的にはもう説明の必要はありませんね。今年も来ました『ヴァイスリージェント系』。もうこのレースにおいてはこの血統を置いて語ることは許されないでしょうね。こうも毎年のように好走馬を送り込む、極めて高いレース適性を見せる系統も珍しいのではないでしょうか。来年以降も『ヴァイスリージェント系・ストームバード系』には最大限の注意を払わなければなりません。

勝ったメジャーエンブレムに関しては、クイーンCとほぼ同じラップを刻んでの逃げ切り勝ち。まあ、この流れを作ってくれたおかげでレインボーラインが3着に好走できたわけですが、前走の敗戦が糧になったのでしょうね、今回は思い切りの良い、迷いのないルメール騎手の騎乗が光りました。馬の個性を最大限に活かした結果だったと思います。

前走の敗戦が糧。これは、個人的に最近のGⅠで大きなテーマになっていることだと考えています。
昨年のルージュバックがそうでした。桜花賞まで少頭数のレースを使い続け、確かに圧倒的なパフォーマンスを見せてはいましたが、厳しい競馬の経験が圧倒的に不足。結果として桜花賞を落とします。しかし、その敗戦を糧にして、次走のオークスではちゃんと巻き返してきましたよね。
クラシックに至る道筋が多様化し、また、一部の大牧場が寡占的な状況を築き、いわゆる使い分けの概念が一般的になっている昨今の競馬において、必ず現われるのがこのパターンの馬です。こういう馬を買うタイミングを見極めることが、馬券的にも大きな意味を持つようになっていると感じます。

ちなみに、この考え方を牡馬クラシック戦線に当てはめると、該当するのはサトノダイヤモンドだと思うのですが。

また来週も頑張ります。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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