うまスクエア

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

大阪杯の回顧

第61回大阪杯
１着キタサンブラック
２着ステファノス
３着ヤマカツエース

ラップ：
12.3-11.1-12.1-12.1-12.0-12.2-11.8-11.7-11.6-12.0
時計：1.58.9

勝ったキタサンブラックに関しては、勝ってくださいという絶好のレース展開になりましたね。有力馬が軒並み後方で折り合いに専念してくれたため、特にプレッシャーも掛けられずスムーズにレースを運んでいたなぁという印象。もっとも、１角の入りでサクラアンプルールにフタをされそうになったり、サトノクラウンあたりが突っ掛けてきそうになったりと、危ない場面もあったので、そこを上手く切り抜けた鞍上の手腕もあったんだとは思います。もちろん、馬の力も抜けていたのかもしれませんね。

血統的には、２着ステファノスが来年以降に繋がるサンプルになったと思います。過去、大阪杯で何度も好走例があった『ディープ×ダート血統』という配合の馬でした。予想コラムで指摘したとおり、ストームキャットが最も相性の良い血統ではありますが、クロフネなどヴァイスリージェント系も悪くありませんでした。血統傾向としては、ＧⅡ時代とそう大きく変わらない、つまり、ＧⅡ時代のサンプルも合わせて検討材料にしていいんだろうなぁという指針ができたという意味では収穫を感じました。

案外な内容だったのはマカヒキです。懸念されていた通り、成長力に欠けるタイプなのかもしれませんね。外枠や展開が敗因として取り沙汰されていますが、まあそれもあったとはいえ見せ場らしい見せ場の一切ない完敗の４着ですからね。これは厳しい結果だったと思います。血統的にも、２着ステファノスと意味は一緒なので、普通に来て不思議なかっただけに。


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