馬券ネオメソッド(レース回顧編)
日経新春杯の回顧
第65回日経新春杯(GⅡ)
1着
パフォーマプロミス
2着
ロードヴァンドール
3着
◎ガンコ
ラップ:
12.9-11.4-11.7-13.0-13.0-12.6-12.3-12.5-12.3-11.6-11.4-11.6
時計:2.26.3
結果的には展開の妙という決着で、スタート直後の1コーナーで前にいた3頭が入れ替わっただけという、何とも淡白なレースになりました。巧みなペース配分で後続が動くに動けなかったというような、いわゆるワザアリの逃げ切りという感じでもなかっただけに、複雑な心境です。
パフォーマプロミスに乗ったデムーロ騎手の上手さというか、勝ち方を知っている様だけがクローズアップされたレースになりましたね。もう向正面で「ああ、これはデムーロが勝つな」と思いました(敬称略)。
4着ミッキーロケットが3着ガンコから4馬身差。状態面などの問題があったのかもしれませんが、これがハンデ戦でスローになった時の恐さなんですね。普通に走ってこれはさすがにあり得ないでしょうから。いずれにしても、次走以降にはあまり参考にならないかなと。
ただ、展開やペースがどうあれそれは結果論であって、予想の段階では“来る馬に予め着目できるか”どうかが勝負。その意味では今回の予想方針はバッチリだったかなと自負しています。
2着ロードヴァンドールは母父ストームキャットで、3着の本命馬ガンコは自身の実績で、それぞれ「ダート的要素」を表現していた馬でした。
こういう馬に着目するのが、最新の日経新春杯攻略法ということになります。来年もこの方針で攻めようと思います。
最後に、京成杯についても。
この辺は評価が分かれるところかもしれませんが、勝ったジェネラーレウーノ、これ結構強いんじゃないでしょうか。この時期の3歳馬で、中山芝2000の前傾ラップを前付けして押し切るって、力がないとできないでしょう。逃げた馬は2勝馬でしたし、他の先行馬もすべて失速。この馬自身、デビューから2000を使い続け、時計もちゃんと詰めていますからね。
血統的にも、大物を出せるスクリーンヒーロー産駒で、母父ダンチヒ系、母母父ストームキャットと、流行の血統をちゃんと持っています。
京成杯勝ち馬は出世しないことが多く、今年のこのレースは特に戦前の段階で低レベルが囁かれていましたが、実は結構な掘り出し物が出てきたなという印象です。今後に注目したい馬です。
待望の新刊 書店・アマゾンにて絶賛発売中!
『単複進化論!』の購入はコチラ
▼境和樹への応援メッセージはコチラ▼
Mail:cheer@umasq.jp