境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

東西金杯の回顧

第69回中山金杯(GⅢ)
1着トリオンフ
2着ウインイクシード
3着テリトーリアル

ラップ:
12.6-11.1-12.8-11.7-12.0-11.8-11.7-11.7-11.4-12.7
時計:1.59.5


本命に期待したテリトーリアルが11人気で3着。内枠を活かして最高の騎乗を見せてくれたと思います。まずは年明けの重賞で当たりを引けて良かったと思うとともに、改めて中山金杯というレースの本質が証明された結果でした。

手前味噌ながらテリトーリアルの話からしておくと、予想コラムでも指摘した通り、まずは母母父に内包していたネヴァーベンド系ダルシャーンが肝。こういうスタミナ血統が利くレースだということがひとつ。
もうひとつは、この馬自身、デビューから一度もメンバー最速の上がりを使ったことがない鈍足キャラ。時計も上がりも速かった前走でシンガリ負けしましたが、適性が真逆とも言っていい今回に関しては、その前走は度外視してよかったわけですね。

また、このテリトーリアルの好走で、改めてサドラーズウェルズ系の評価も上げなければいけません。昨年、9人気3着と穴を開けたタニノフランケルも、やはり父サドラーズウェルズ系。過去にも18年10人気3着ストレンジクォーク(父メイショウサムソン)や09年11人気3着ミヤビランベリ(父オペラハウス)など、コンスタントに穴を開けています。来年は、ステイゴールド、ネヴァーベンドに加えて、重要血統のひとつとして強調しなければなりません。

6人気2着ウインイクシードも、これまで21戦を消化してメンバー最速の上がりが一度しかなかった馬。これもやはり中山金杯向きの鈍足キャラ。条件戦を勝ち上がるのに時間が掛かったことも含め、ある意味では本命にしたテリトーリアル以上に、中山金杯で狙うべき馬のモデルケースでした。

2、3着馬は明らかにこのレース向きのタイプ。それを完封したトリオンフは能力そのものがここでは2枚程度抜けていた印象。
確かに持続力タイプではありますが、どちらかと言えば高速馬場で暴力的なラップを踏んで押し切るタイプと見ていたので、この時期の中山はどうなんだろう? と懐疑的だったのですが、今回も得意の中盤から11秒台を並べる持続力ラップに持ち込み、そのまま押し切ってしまいました。着差が僅かな分は、適性の差でしょう。
個性のハッキリしたかなり良い馬だと思うので、今後も怪我無く順調に使われてほしいもの。個人的には宝塚記念に出走してきたら、取捨はもちろんレース展開に与える影響も含めて面白い存在になるでしょう。


第58回京都金杯(GⅢ)
1着サウンドキアラ
2着ダイアトニック
3着ボンセルヴィーソ

ラップ:
12.1-11.0-11.8-12.2-11.9-11.9-11.4-11.7
時計:1.34.0


なんだかひと昔前の京都金杯を見ているようでした。前に行ったボンセルヴィーソが残り、内を上手く立ち回ったサウンドキアラとダイアトニックのワンツー決着。抜群のスタートを切って中団前を追走しながら、内を立ち回った組に伸び負けしたソーグリッタリングは、明らかに外枠が祟った格好。
予想コラムにて、最近の京都金杯は内外の有利不利が少なくなっていると指摘しましたが、今年は完全に枠順が勝敗を分けることになりました。

この要因となったのがペース。

前後半半マイル47.1-46.9秒のほぼ平均ペースは例年とそう変わりませんが、中盤でほとんど緩まない形の平均ラップ。後続はなし崩しに脚を使わされる難しになるので、こうなると後方待機組や外を回らされる馬は厳しい。前者は道中でダラダラと脚を使わされる結果脚が溜まりませんし、後者は平均的な脚を距離ロスしながら使わされます。結果的に先行勢と内を距離ロスなく立ち回った組に利が生まれるというわけです(勝っている以上当然ですが、サウンドキアラが枠も立ち回りも理想的でした)。

その意味では、やはり一番強い競馬をしていたのは4着ソーグリッタリング。これは枠がもっと内だったら……と悔やまれる敗戦でした。ちょっと勝ち運がないところは気になりますが、超スローの前残りを差し込んだエプソムC、差し馬殺到の流れを唯一前受けして残した関屋記念も合わせて、能力が重賞級であることは明らか。今回の4着も評価を下げる要因にはなりません。

2着ダイアトニックも、ひとまずGⅠ大敗のショックがなかったことは幸い。上手く立ち回った結果の2着ですが、逆に言えば、マイル戦でこれだけ上手く立ち回れたという点に収穫を感じるべきかと。1400m限定ホースからの脱却は成功したと見ていいでしょう。

期待したエメラルファイトは、この流れと馬場ならもっと粘ってほしかったところですが、直線半ばで息切れ。プラス10キロの馬体が太かったとは思いませんし、切れ負けというより力尽きたという内容でダートに替えればいいという感じも受けませんでした。
この結果を受けて(強い負け方だと判断していた)富士Sを見てみると、なんとなく今回と同じような負け方にも見えてきます。気持ちの面に問題があるように感じたので、ブリンカー装着など馬具に頼ってみるのもひとつの可能性ではないでしょうか。




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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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