境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編) [2012年3月6日]

人気馬受難の週末

第49回弥生賞(GII)回顧
1着コスモオオゾラ
2着トリップ
3着◎アーデント

全体ラップ
12.5-11.0-12.7-13.5-13.4-13.1-12.3-11.9-11.5-12.0
時計 2.03.9

本命馬アーデントは期待通り3着滑り込み。このレースは、『人気を落としたマイル実績馬』が穴を開けやすいレースですが、そのほとんどが3着。というわけで、今回のアーデントも恐らく3着だろうと睨んで馬券も組み立てたわけですが、その通りの結果になりました。正直、ベストディールが回避したことで、3番人気くらいかな?と思って申し訳ない気分だったところにきて、フタを開けてみれば5番人気。なんだか得した気分でレースを待っていました。まあ、レース内容については特に語るべきところはありません。本質はマイラーなんでしょうね。
さて、問題は相手に選んだ人気馬の凡走について。両頭とも予想コラムにて指摘したとおり、サドラー系保持馬とダンチヒ系保持馬ということで、実績はもちろん、血統的にも好走できる要素を満たしていましたから、決してヒヨッたわけではなく、ちゃんと根拠のある相手候補だったということは主張しておきたいと思います。「とりあえず人気馬にブツけておけばいいだろう」という安直な考えだったわけではありませんので悪しからず。それにしても走りませんでしたね。フェノーメノの方は、見ての通り後手後手に回ったお粗末な競馬でしたが、アダムスピークは何だったのでしょうか?
とりあえず、来年以降も「弥生賞で穴を拾うなら、人気を落としたマイル実績馬に注目」というポイントは使えると思いますので、是非記憶の片隅に留めておいてください。

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第7回オーシャンS(GIII)回顧
1着ワンカラット
2着グランプリエンゼル
3着ベイリングボーイ

全体ラップ
11.9-10.4-11.1-11.4-11.6-12.8
時計 1.09.2

本命馬がシンガリ負け。もうこの時点で申し開きのしようもございません。ご参考いただいた方には大変ご迷惑をお掛けしました。
ただ、個人的にはあまり悲観もしておらず、上位3頭が全て傾向とは逆の欧州血統。もうこれは馬場状態の影響と考えていいでしょう。先週同様、多角的な検証を加えた結果、一番好走する可能性が高いと思われた馬(すなわち人気馬のこと)が揃って凡走していることからも、先週の中山記念と同様、参考外の一戦と考えるのが妥当じゃないでしょうか。
開き直るわけではなく、このレースにおいて米国ダート血統が幅を利かせていることは、過去の傾向から明らか。来年も、懲りずに攻めたいと思います。ただし、馬場状態には十分注意すべし!ということは堅く心に留めておきます。

【by境和樹】
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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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